ついに一級建築士試験の設計製図の課題が発表となりましたね。
今年の製図の課題は
『子育て支援施設のあるコミュニティセンター』
でございます。
率直な感想から言わせて頂きますと、「でたー!」って感じですかね。
一級建築士の設計製図における伝家の宝刀コミュニティセンター。通称コミセンですが、過去問から見て、こいつはある意味どんな建物か予測を立てるのが一番難しいんじゃないかと思います。
建築計画におけるセオリーと柔軟な対応力が必要とされるコミセン。あと子育て支援施設ってのも具体的にはどんなものかというのが気になるところです。
悩ましい3ヶ月の始まりですね(苦笑)
さて、先日発行したメルマガですが、学科試験終了の来週以降は定期的に発行するつもりではありますが、とりあえずどんなもんかってことで創刊号の後半部分をコピペしておきます。
前半部分は私の自己紹介になっていますので、それは勝手に割愛させていただきます。
以下のような内容ですが、読んでみようという方がいらっしゃいましたらメルマガ登録をしてみて下さい。
〜〜〜以下、創刊号メルマガより〜〜〜
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<今日の独学・製図トレーニング>
【 5時間30分という設計製図試験時間の使い方 】
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■この
<今日の独学・製図トレーニング>
では、私が今まで勉強してきたことをできるだけわかりやすく
読者様にお伝えするコーナーです。
創刊号である今日は試験時間の使い方についての話です。
■一級建築士設計製図試験は5時間30分という
長い試験時間の中で行われます。
その限られた時間の中で
読み取り、エスキス、作図、見直し、などを
行っていかなければなりません。
■これを上手く進めるためには5時間30分という時間を
具体的に分割していくことが良いでしょう。
例えば
読み取り……15分
エスキス……2時間
作図……3時間
見直し……15分
などのようにして、各セクションの通過時間を決めてしまうのです。
■しかしこれではまだ十分ではありません。
こんなものでは時間の区切りをつけたうちには入りません。
というか各セクションをもっと細かい作業内容でわけて
時間配分をしなくては守ることが難しいです。
細かく分類して、それぞれの通過時間を決めておく。
これが焦らずに問題に取り組むためのコツです。
読み取り……15分……読み取りとマーキングに10分
……重要項目の書き出しと確認5分
エスキス……2時間……敷地利用計画とアプローチ
周辺環境整理までで10分
……平面機能図と断面機能図
グリッドプランで20分
……ブロックプラン60分
……平面計画30分
作図……3時間……通り芯、柱、外寸法線作図30分
……外壁・間仕切り・サッシ作図60分
……階段・EV・便所その他作図20分
……敷地利用・断面図作図40分
……室名・面積・寸法文字記入20分
……面積表記入10分
見直し……15分
わたしの場合で言いますと、こんな感じでしょうか。
■もちろんこれが絶対いいというわけではなく、
自分なりの区切りを付けて進めた方が良いという話ですね。
わたしも課題の難易度によっては上記の目安時間を
守れなかったりしますし(泣)
■つまり、エスキスがうまく進まなかったりすると
時間ばかりが過ぎていってしまうこともあるので、
自分なりの通常の目安の時間と、
絶対に死守しなければならない時間(最低でも描き終わる時間)
この2つだけは決めておく。
特に死守時間は体感として
知っておかないと大変なことになってしまいます。
■焦ってしまうとできるものもできなくなってしまいますからね。
自分なりのタイムターブルを早めに作っておきましょう。
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┃【今日の独学・製図トレーニング】
┃
┃ ■一級建築士の製図試験は5時間30分で行われるが
┃ どのように時間を使うかがカギとなる。
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┃ ■自分なりのタイムテーブルを組み、
┃ 時間に計画性を持って試験に臨むようにする。
┃
┃ ■エスキスが上手くいかないときのことを考えて
┃ 死守すべき絶対防衛ラインだけは知っておくようにする。 ┃
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ラベル:一級建築士 試験 設計製図 課題
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